あじま整退院ホーム

あじま整体院
名古屋市北区

毒素(老廃物)について
足つぼには毒素(老廃物)を排出する効果があります。

3.毒素と戦う主力部隊 肝臓

毒素が体内に入ったり、体内でつくられると、からだは敏感に反応・察知して、さまざまなところで解毒したり、からだの外に排出しようと試みます。
解毒の役割を担っているのは、主に肝臓です。血液とともに流れ込んだ毒素は、ここで処理されます。ところが、肝臓が疲れていると、解毒しきれなかった毒素が血液を介して全身を巡り、最後に皮膚上で排毒や解毒の作業が行われるのです。

(1)肝臓は血液の解毒工場

肝臓は、脂っこいものや甘いものをどんなに放り込まれても、アルコールでいじめられても、何ひとつ文句もいわずに黙々とはたらきます。そして、肝臓の内部には、痛みを感じる感覚神経が通っていないため、痛みが現われにくくつい見過ごされてしまうことから「沈黙の臓器」といわれます。
肝臓は予備能力の高い臓器で、健康であれば安静時には全体の9分の1程度がはたらくだけで、代謝や解毒などの役割を果たすことができます。さらに、肝臓は極めて旺盛な再生能力をもっているので、70〜80%を切り取ったとしても、残りの肝細胞によって、4〜8週間で再生します。

(2)肝臓が元気でいるために

解毒の中心的役割を果たしている肝臓が、元気に本来の働きをするためには、肝臓に送り込まれる血液の状態がよくなければなりません。
肝臓に血液を送り込む血管は、@肝動脈 A門脈 の二つです。

@肝動脈

心臓から出ている大動脈が分かれた枝上の血管です。酸素が豊富に含まれた血液を肝臓に送っています。肝臓の細胞が元気にはたらくために、重要な役割をしています。

A門脈

小腸で吸収された栄養を豊富に含んだ血液を肝臓に送っています。ただし、小腸のはたらきが悪いと、毒素もそのまま流れ込んできます。

肝臓では、肝動脈と門脈の二本の血管が入っていき、肝静脈という一本の血管が出ていきます。つまり、肝臓に入ってくる血管が二本あるため、他の臓器に比べ血液をたっぷり含んでいます。
さらにさかのぼって考えれば、酸素や栄養素の多い血液を肝臓へ送り込むためには、胃や腸などの消化管元気でなければなりません。栄養を吸い上げているのは消化管ですが、それをさらに細かくみると、絨網(じゅうもう)と微絨毛が根っことなっています。これらは小腸粘膜面の表面積を増大させ、栄養素を効果的に吸収します。
ところが、現代人の消化管は、疲れ気味です。いつでもどこでも、欲しいときに欲しいだけ食べることができる状態が、根っこの機能を衰えさせています。なぜなら、からだは、飢餓に強く、飽食に弱いしくみになっているからです。
腸で吸収された栄養素が肝臓に送り込まれ、この栄養素を元として肝臓はさまざまな活動をするのですが、その一つに胆汁をつくって消化管に供給するはたらきがあります。食事によって食べ物が一気に胃や腸に入ってくるので、一時的に胆嚢に溜め込んだ胆汁を大量に放出して、消化吸収を助けています。消化管に放出された胆汁は、再び腸管で吸収されます。そして、再度門脈を経由して肝臓へ戻っていくのです。これを「腸肝循環」といいます。このように栄養のリサイクルのしくみは、肝臓だけでなくいろいろな器官で機能しています。
長い歴史のなかで何度も飢餓に遭遇して、それを克服する過程で培われてきた人間のからだのしくみをみると、いかに飽食がからだに負担をかけているかが分かります。

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